定期保険とは


「家族ができて、万が一のときの備えを考えなきゃ…」

「でも保険の種類が多すぎて、なにを選べばいいのかさっぱりわからない!」

そんな風に悩んで、検索窓に文字を打ち込んでいませんか?毎月の家計のやりくりをしながら、大切なお子さまやご家族の将来を考えて保険を探すのは、本当に大変なことですよね。保険のパンフレットを開いても、難しそうな専門用語ばかりで頭が痛くなってしまう気持ち、とてもよく分かります。

「もしも自分に何かあったら、この子たちの学費はどうしよう…?」
「残された家族が生活に困ったらどうしよう…?」

そんな不安を抱えるお父さん・お母さんに、真っ先にお伝えしたいのが「定期保険(ていきほけん)」という存在です。実はこの定期保険、ポイントさえ押さえてしまえば、ビックリするほどシンプルで頼りになる仕組みなんです!

この記事では、難しいお金の知識がない小学生でも「あ、そういうことか!」とスッキリ納得できるように、定期保険の仕組みをかみ砕いてお伝えしていきます。読み終わる頃には、ご自分にぴったりの備え方が見えてきますよ。どうぞリラックスして読んでみてくださいね。

1. 定期保険ってどんな保険?小学生でもわかる「レンタル傘」のお話

定期保険を一言でいうと、「決められた期間だけ、万が一のときに大きな安心を買っておく保険」です。

ちょっと想像してみてください。あなたは今、小学生のお子さんと一緒にお出かけをしています。外は大雨になりそうな怪しい雲行きです。

お店の前に、2種類の「傘」が売られていたとしましょう。

  • 【Aの傘】:高級な一生ものの傘(終身保険)
    ずっと一生使えて、いらなくなって返せばお金が返ってくるけれど、1本1万円もする高い傘。
  • 【Bの傘】:必要なときだけ借りるレンタル傘(定期保険)
    「雨が降りそうな今日から10年間だけ」借りられる傘。使わなくてもお金は返ってこないけれど、なんと1本100円で巨大な傘が借りられる。

子どもが小さくてお金もいろいろかかる今の時期、「大雨が降ったときのために、安くて大きな傘ですっぽり守ってあげたい!」と思いますよね。この「安くて大きなBのレンタル傘」こそが、定期保険なのです。

定期保険は、契約した期間(たとえば10年間や、60歳になるまで)の間に、万が一亡くなってしまったり、重い障害(高度障害)を負ってしまったりしたときに、まとまった保険金がポンとお給料のように支払われる仕組みになっています。

2. 定期保険の3つの大きな特徴

定期保険には、絶対に知っておきたい「3つの特徴」があります。これを知っておくだけで、保険選びで迷うことが一気に減りますよ!

① 掛け捨て型(お金は戻ってこない)

「掛け捨て(かけすて)」という言葉を聞くと、「お金を捨てるみたいでもったいない…」と感じてしまいませんか?

たしかに、定期保険は途中でやめたり、何事もなく満期(決めた期間の終わり)を無事に迎えたりしても、貯金のようにお金(解約返戻金や満期保険金)はほとんど戻ってきません。でも、これは「損」なのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません!掛け捨てだからこそ、「貯蓄のためのコスト」が引かれないため、純粋に「守るための費用」だけで済むのです。車の掛け捨て保険や、掛け捨ての火災保険と同じで、「何事もなくて良かったね!」という安心を買うための費用と考えれば、とても理にかなっています。

② 保険料がとっても安い!

一生涯保障が続く「終身(しゅうしん)保険」と比べると、定期保険の月々の保険料は圧倒的に安く設定されています。

たとえば、「もしものときに家族に2,000万円を残したい!」と考えたとき、終身保険だと毎月何万円もの支払いに追われ、日々の生活が圧迫されてしまうことがあります。しかし定期保険なら、毎月数千円という手頃な保険料で、2,000万円という大きな保障を手に入れることができるのです。

③ 期間がピッタリ決められる

定期保険は、「10年間だけ」「子どもが独立する60歳まで」というように、自分で必要な期間を自由に選べます。

人生の中で、一番お金が必要で大きな保障がほしい時期はいつでしょうか?そう、「子どもが生まれてから大学を卒業するまでの間」ですよね。そのピンポイントな時期にだけピッタリ合わせて加入できるのが、定期保険の賢いところです。

3. 契約のタイプは2つ!「更新型」と「全期型」ってなぁに?

定期保険に入ろうとするとき、必ず選ぶことになるのが「契約のタイプ」です。ここを勘違いしていると後で後悔することもあるので、しっかり整理しておきましょう。

タイプA:更新型(こうしんがた)

【特徴】「10年ごと」など、決まった年数ごとに契約を更新していくタイプ。

【メリット】入ったばかり(20代〜30代)のときの保険料が驚くほど安い!

【デメリット】10年後に更新するとき、その時の年齢で再計算されるため、保険料が段階的に上がっていく。

タイプB:全期型(ぜんきがた)

【特徴】「60歳まで」「65歳まで」など、決めた年齢まで最初から最後までずっと同じ保険料で通すタイプ。

【メリット】途中で保険料が上がらないので、将来の家計の予定が立てやすい!

【デメリット】契約したばかりの時期の保険料は、更新型よりも少し高めに設定されている。

「最初はとにかく安く済ませたい!」という場合は更新型が魅力的に見えますが、40代・50代になったときに「更新後の保険料が高くて払えない…!」と慌ててしまう方も少なくありません。

子育て完了までの20年間のトータルコストで考えると、途中で値上がりしない「全期型」の方が安く済むケースも多いので、目先の安さだけで決めずにしっかり比較することが大切です。

4. 「知らなかった」じゃ済まない…もし備えを後回しにしたら?

「うちの子はまだ小さいし、私もまだ若いから大丈夫」

そう思って、保険の検討を「また今度でいいや」と後回しにしていませんか?でも、ちょっとだけ立ち止まって想像してみてください。

明日、万が一あなたの身になにかが起きて、急にお給料が入ってこなくなってしまったら……。

  • 残されたご家族は、今の家賃やローンの支払いを続けられますか?
  • お子さまが夢見ている習い事や、行きたい高校・大学を諦めさせずに済みますか?
  • 残されたパートナーが、悲しみの中で日々の生活費のために身を粉にして働かなければならなくなったら…?

考えたくもないような辛い光景ですが、何の準備もしていないと、大切な家族がこのような現実と向き合うことになってしまいます。

「貯金が何千万円もあるから大丈夫!」というご家庭なら問題ありません。しかし、まだ若い子育て世代でそれだけの貯金を作るのは至難の業ですよね。だからこそ、「万が一の悲劇」を「毎月わずかな保険料」でシャットアウトできる定期保険が必要不可欠なのです。

5. なぜ子育て世代のパパ・ママは定期保険を選ぶのか?

世の中の多くのパパ・ママが「定期保険」を選ぶ理由は、とてもシンプルです。それは、「子育て期間中の必要保障額(万が一の時に必要なお金)の変化」に完璧にフィットするからです。

お子さんが生まれたばかりのとき、将来かかる学費や生活費はピークになります。たとえば3,000万円の備えが必要だとしましょう。でも、お子さんが大きくなって高校・大学を卒業に近づくにつれて、将来必要なお金は2,000万円、1,000万円とどんどん減っていきますよね。

つまり、「一生涯ずっと高い保障」は必要ないのです。「子どもが手から離れるまでの20年間だけ、大きな保障があればいい」。このニーズにピンポイントで答えてくれるからこそ、無駄なお金を払わずに済む定期保険が選ばれているのです。

※詳しい統計データや、万が一の時に必要なお金の詳しいシミュレーションなどは、公的な情報機関である「生命保険文化センター」の公式ホームページ等でも確認することができます。公的な情報も参考にしながら選ぶと、より安心感が増しますよ。

6. 後悔しないために!定期保険を選ぶチェックリスト

定期保険で失敗しないために、加入する前には以下の質問をご自身に問いかけてみてください。

チェック1:保障額はいくら必要?

遺族年金(国からもらえるお金)や現在の貯金、パートナーの収入を差し引いて、「本当に不足する分」だけを保険金として設定しましょう。必要以上に大きくすると保険料がもったいないです。

チェック2:いつまでの期間が必要?

末っ子のお子さんが「22歳(大学卒業)」になるまでの年数を計算してみましょう。そこが保障のゴール地点です。

チェック3:毎月ムリなく払える金額?

どんなに素晴らしい保険でも、途中で支払いが苦しくなって解約してしまっては元も子もありません。毎月の家計を圧迫しない範囲に収めましょう。

7. 実は「後回し」にすると損をする?!今すぐ検討すべき理由

「仕組みは分かった!でも忙しいから来月また考えようかな…」と思ったあなた、ちょっと待ってください!生命保険には、「先延ばしにすると損をしてしまう明確な理由」が2つあります。

① 年齢が1歳上がると、毎月の保険料が高くなる

生命保険の保険料は、加入するときの「年齢」で決まります。1歳年齢が上がるだけで、これから先何十年と払い続ける毎月の保険料が上がってしまうのです。「今」が一番若い=「今」が一番安く入れるタイミングです。

② 持病やケガをすると、保険に入れなくなる

保険は健康なうちしか入れません。明日、健康診断でひっかかってしまったり、思いがけない病気やケガをしてしまったりすると、いくらお金を払いたくても保険に入れなくなってしまう(または条件が厳しくなる)のです。

「健康で一番若い今日」こそが、ご家族を最安のコストで守れる最大のチャンスです。

8. まとめ:定期保険で「今必要な大きな安心」を手に入れよう

最後に、定期保険のポイントをもう一度振り返ってみましょう。

  • 定期保険は「必要な期間だけ」備えるお守り保険
  • 掛け捨てだからこそ、安い保険料で大きな保障が持てる
  • 子育て世代の「万が一の備え」にベストパートナー!
  • 途中で値上がりしない「全期型」と当初が安い「更新型」がある

保険は「万が一のとき、残された大切な家族の笑顔と暮らしを守るための愛情表現」です。

「何かあったらどうしよう…」と一人で漠然とした不安を抱え続けるくらいなら、定期保険という頼もしい傘を1本用意して、毎日を心から安心して笑顔で過ごしませんか?

まずはご家庭の「子どもの成長スケジュール」をメモに書き出すことから始めてみてください。それが、大切な家族を守る第一歩になりますよ。

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